教育勅語正文の解説⑫

2016年07月01日

  夫婦相和シ(フウフアイワシ)

 「夫婦は仲むつまじく和合して」暮らしなさい、

という意味であります。一億人以上もいる日本人

の中から、たった二人が結ばれて夫となり、妻と

なったのでありますから、夫は妻をいたわり、また

妻は夫を家の大黒柱として尊敬し、たがいに協力

して行かねばなりません。

 どこの夫婦も、みな仲むつまじく円満であれば、

子供は親を見習って、円満な性質の人となるでし

ょう。

 ところが、年がら年中、夫婦げんかばかりして、

ごたごたしていると子供は親のいいつけもきかな

くなり、不良少年や、犯罪少年になったりして、

世の中の人々に迷惑をかけることになるのです。

「子供は親の鏡である」と申しますが、正しい子供

は、正しい家族でそだちます。夫婦和合してこそ

「正しい日本人」が生まれるし、また「平和な日

本」が実現できるのです。

 

教育勅語の正文

朕惟フニ、我カ皇祖皇宗、国ヲ肇ムルコト宏遠ニ

徳ヲ樹ツルコト深厚ナリ。我ガ臣民、克ク忠ニ、

克ク孝ニ、億兆心ヲ一ニシテ、世々厥ノ美ヲ済セ

ルハ、此レ我カ国体ノ精華ニシテ、教育の淵源亦

実ニ此ニ存ス。爾臣民、父母ニ孝ニ、兄弟ニ友ニ、

夫婦相和シ、朋友相信シ、恭倹己レヲ持シ、博愛

衆ニ及ホシ、学ヲ修メ、業ヲ習ヒ、以テ智能ヲ

啓発シ、德器ヲ成就シ、進テ公益ヲ広メ、世務ヲ

開キ、常ニ国憲ヲ重シ、国法ニ遵ヒ、一旦緩急アレ

ハ、義勇公ニ奉シ、以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘ

シ、是ノ如キハ、独リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラ

ス、又以テ爾祖先ノ遺風ヲ顕彰スルニ足ラン。

斯ノ道ハ実ニ我カ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ、子孫臣民

ノ倶ニ遵守スヘキ所、之ヲ古今ニ通シテ謬ラス、

之ヲ中外ニ施シテ悖ラス、朕爾臣民ト倶ニ、拳拳

服膺シテ、威其德ヲ一ニセンコトヲ庶幾フ。

  明治二十三年十月三十日

         御 名 御 璽


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