教育勅語正文の解説⑨

2016年06月14日

教育ノ淵源 亦実ニ此ニ存ス

(キョウイクノエンゲン マタジツニココニソンス)

 「淵源」とは、物事の「みなもと、はじまり」

の意味であり、「此ニ存ス」というのは「ここ

にある」ということですから、この句の意味は

「教育のいちばん大切な根本は、このところにあ

る」ということです。

 さきに述べたように、国民は国に対しては、忠

実に義務を守り、また親に対しては、孝行をつく

し、国民全体が心を合わせて、美しい日本の伝統

を、いつまでも受け継いで行くように心がけねば

ならないということを、国民に教え守らせるよう

にすることが、教育の根本でなければならない、

と明治天皇はおさとしになっているのです。

 ちかごろは、日本国民としての本文を守らず、

国に対する責任もわきまえず、子としての親へ

の孝養をつくさず、また、国民同士が互いに争い

あっているのは、戦後の教育の根本方針が、間違

っているからです。

 

教育勅語の正文

朕惟フニ、我カ皇祖皇宗、国ヲ肇ムルコト宏遠ニ

徳ヲ樹ツルコト深厚ナリ。我ガ臣民、克ク忠ニ、

克ク孝ニ、億兆心ヲ一ニシテ、世々厥ノ美ヲ済セ

ルハ、此レ我カ国体ノ精華ニシテ、教育の淵源亦

実ニ此ニ存ス。爾臣民、父母ニ孝ニ、兄弟ニ友ニ、

夫婦相和シ、朋友相信シ、恭倹己レヲ持シ、博愛

衆ニ及ホシ、学ヲ修メ、業ヲ習ヒ、以テ智能ヲ

啓発シ、德器ヲ成就シ、進テ公益ヲ広メ、世務ヲ

開キ、常ニ国憲ヲ重シ、国法ニ遵ヒ、一旦緩急アレ

ハ、義勇公ニ奉シ、以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘ

シ、是ノ如キハ、独リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラ

ス、又以テ爾祖先ノ遺風ヲ顕彰スルニ足ラン。

斯ノ道ハ実ニ我カ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ、子孫臣民

ノ倶ニ遵守スヘキ所、之ヲ古今ニ通シテ謬ラス、

之ヲ中外ニ施シテ悖ラス、朕爾臣民ト倶ニ、拳拳

服膺シテ、威其德ヲ一ニセンコトヲ庶幾フ。

  明治二十三年十月三十日

         御 名 御 璽


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