主役と脇役の違いは役割の違い

2015年06月24日

 

 外国の国王や大統領など国賓級の人が来日すると、

その様子がテレビでも放送され、華やかな話題として

注目されます。それを見て私が気になるのは、警備に

携わっている大勢の警察官のことです。

 あちらこちらの道路に、朝から晩までずっと立っています。

トイレに行くときはどうするのだろう。食事はちゃんと

取れるのだろうか。体調を崩したらどうするのだろう……。

 いや、心配には及ばない。きっと組織としてはうまく

機能するような態勢ができ上がっているのだからと思い

ながらも、やはり縁の下の力持ち的な立場である彼らのことが

気になってなりません。

 国賓がクルマで通られるときに、沿道では国民が日の丸や

国賓の方の国の旗を振って歓迎します。そのなかには私服の

警察官がたくさん紛れ込んでいて、警備に当たっているそうです。

 そうやって陰でものごとを支えている人たちに、私はとても

関心があります。警備されるVIPの方々も、脇役である警察官も、

同じ人間です。生まれた家柄や立場によって置かれている

状況は違いますが、だからこそ縁の下の力持ちの仕事は、

思いやりがないととても完遂できないものだと思うのです。

 スポットライトの当たる部分は、当たらない部分に支え

られて存在します。裏方がいてこそ、スターは輝きます。

世の中は、そのようにして成り立っているのです。

 消防、警察、自衛隊など、世の中のために昼夜を問わず

働いている人がたくさんいます。道路工事の交通整理の

人などは、炎天下でも寒空でも一日中立ちっぱなしで業務を

行っています。トイレの清掃員は、駅などの汚れたところを

いつもきれいにしてくれています。そういう仕事をする

人たちがいて、はじめてこの社会は成り立っているのです。


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